E-ライン(エステティックライン)とかみ合わせ

[ 編集者:歯学部附属病院   2014年11月12日 更新 ]

E-ライン(エステティックライン)とかみ合わせ

E-ラインとは何かご存じですか。オトガイ部(下あごの突端部)と鼻先を結ぶ線のことで上唇と下唇がこの線上やや内側にある口元が理想的な美しい横顔として歯科医師ロバート・リケッツが1954年に提唱したものです。口元の形の好みはさまざまですが、平均的にはこのE-ラインの考え方が受け入れられています。受け口や出っ歯があるとこの横顔をつくることができません。受け口や出っ歯で悩んでおられる方も歯科矯正治療と手術でこのような横顔に近い形を作ることができます。下あごが大きかったり、上あごが小さすぎたりして受け口になっていても、また下あごが小さすぎたり、上あごが大きすぎたりして出っ歯に見えている場合は噛みにくいという症状があり、健康保険での治療対象となります。まず歯科矯正治療で手術後噛み合うことを想定して歯並びを作り、その後、下顎あるいは上顎、または両方を大きくしたり小さくしたりする手術をして、かみ合わせを治療し、同時に美しい横顔をつくります。

下あごの突端部と鼻先を結ぶ線「E-ライン」

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