[ 編集者:歯学部附属病院 2020年6月29日 更新 ]
口腔補綴科へのご連絡は下記までお願いいたします。
電話番号(直通): 06-6879-2355
口腔補綴科では、以下のような症例に対して診療を行っています。
・クラウン、ブリッジ、義歯などの補綴歯科治療
・審美歯科治療
・口腔インプラント治療
・口腔顔面痛、顎関節症の治療
・歯科金属アレルギーの治療
・開業歯科医院から紹介された難症例の治療
・セカンドオピニオンの提供
当科では、提供する医療の均質化と診療科内の医療レベルの向上を図るために、クリニカルクラークシップ診療(7グループ)を中心とし、高度専門領域として、インプラント診療グループ(2グループ)、口腔顔面痛・顎関節症診断グループが診療を担当するグループ制診療を採用しております。
また、(公社)日本補綴歯科学会、(社)日本顎関節学会、日本口腔顔面痛学会および(公社)日本口腔インプラント学会の診療ガイドラインに従った専門的な医療を提供しています。
当科に所属する指導医、専門医、認定医の陣容は以下の通りです。
日本補綴歯科学会 指導医 3名 専門医 3名
日本顎関節学会 指導医 1名
日本口腔顔面痛学会 指導医 1名 専門医1名
日本口腔インプラント学会 専門医 1名 認証医 3名
日本接着歯学会 認定医 1名
日本歯科審美学会 認定医 3名
口腔補綴科は、昭和28年(1953年)8月に西日本で最初の国立大学歯学部附属病院として大阪大学歯学部附属病院が設立された際に、第一補綴科として発足しました。クラウン・ブリッジおよび義歯などの補綴歯科治療に加えて、審美歯科、口腔インプラント、口腔顔面痛・顎関節症、および歯科金属アレルギーに関する高度専門医療を実施しております。
現代の医療は、基礎医学的な知識や病態生理学的原理を臨床へ応用すればよいという生物学中心の考え方だけでは成り立ちません。心理社会的な影響下で主体的に行動する実際の患者さんから得られた生のデータを重視することが必要です。
そこで当科では、先進的かつ良質な補綴歯科医療の導入、臨床における歯科医療人の育成、歯科医学・歯科医療に関する臨床研究・開発、および地域の中核病院としての補綴歯科治療の提供の4つの臨床指針をもとに、体系的に収集されたデータに基づく歯科医療を実践すること、すなわちEBD(evidence-based dentistry)の実践こそが患者さん中心の歯科医療につながるという信念をもって患者さんにやさしい歯科医療を実践しております。