入れ歯・義歯

[ 編集者:歯学部附属病院   2014年11月12日 更新 ]

入れ歯・義歯

歯を失うのはとてもつらいものです。しかし、むし歯や歯槽膿漏、生まれつき歯が少ない方、或いは事故など、さまざまな理由で歯を失う方は少なくありません。そして歯を失くした場合、入れ歯・義歯による治療が行われます。入れ歯と聞くと、噛みにくい、外れやすい、義歯の色が悪い、というイメージを持たれる方も多いと思います。しかし、最近では、見た目もきれいで、噛み合わせの違和感が少ない、進化した入れ歯や義歯、または、治療方法が行われています。歯を失った悲しみを取り戻し、健康的な生活を維持することができる入れ歯治療のお話をいたします。

 

入れ歯の種類

 

入れ歯の種類 部分入れ歯と総入れ歯

1.部分入れ歯
ご自身の歯が一部残っている場合に入れる入れ歯です。残っている歯に金属のバネをかけて入れ歯を支えます。残っている歯の治療をまず行ってから入れ歯を作り始めます。また、治療後も自分の歯を守るため、ご自身で清掃を行っていただくことはもちろんですが、定期的に来院して、入れ歯だけでなく、残っている歯のメインテナンスを行っていく必要があります。

2. 総入れ歯
ご自身の歯が残っていない場合に入れる入れ歯です。残っている顎の骨が少ない場合は、非常に難しい治療となります。また、入れ歯が完成した後も定期的に調整をする必要があります。

3. 保険外の入れ歯
患者さんの入れ歯をより快適にするために、保険適用外の優れた材料や製作方法を使用して作る入れ歯です。
●入れ歯の粘膜に接する部分を金属にした金属床義歯。
普通の入れ歯と比較して、清潔さを保てる、薄くて丈夫、装着感が快適、熱伝導性が高いため食べ物の温度が伝わり食事が美味しい、などのメリットがあります。
●アタッチメント義歯。
バネではなく、精密な装置や吸い付く磁石などで入れ歯を支えます。これによりしっかりと良く噛めて、目立たない入れ歯を作ることができます。
●BPS 義歯。
ライセンスを持った歯科医師が診療を行い、精度の高い入れ歯を製作します。人工の歯や歯肉の樹脂に高品質な材料を用いることで長期間変化しにくく、しっかりと噛める入れ歯ができます。

 

進化している治療方法

 

「できるだけ歯を削らない」ことを目標に考案された接着ブリッジ

歯のない部位に歯をつくる治療のひとつに“ブリッジ”があります。両隣の歯がきれいな状態であっても、この“ブリッジ”を装着するために、相当な量の歯を削ることが必要でした。そこで「できるだけ歯を削らない」ことを目標に考案されたのが“接着ブリッジ”です。土台となる両隣の歯の調整は無麻酔かつ短時間に済ませることができ、患者さんの負担軽減に大きく貢献します。また、金属で覆う部分が少なくなり、見た目もより良いものとなります。

 

入れ歯とインプラントの組み合わせ

 

入れ歯の欠点としては、歯ぐきのうえにのっているので不安定になったり、その下にある顎の骨が痩せて合わなくなることがあります。これに対し、入れ歯の下にインプラントを1本埋め込むことで、これらのことを解消し長い間安心して入れ歯を利用することができます。 失くしてしまった歯全てをインプラントにすると費用もかかりますが、入れ歯とインプラントを組み合わせることで、費用を抑えることもできます。1本からインプラントの治療を始められ、その後、追加することも可能です。

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