概要
- クラウンブリッジなどの補綴歯科治療
クラウンやブリッジなどの固定性の補綴装置や義歯などの取り外しが可能な装置により、歯質および歯が欠損した部分を補う治療を行っております。最新の接着技術を用いた治療や審美歯科治療も専門的に取り組んでいます。 - 口腔インプラント治療
歯の欠損に対しインプラント体を歯槽骨に埋入し、その上に上部構造と呼ばれる歯を装着し、口腔機能を回復する処置を実施しています。高度専門領域としてインプラント診療グループが診断・治療を担当しています。 - 顎関節症の治療
口を開けた時に顎が痛い、耳の前で音が鳴る、口が開かないなどを主症状とする顎関節症に対する診断・治療を行っています。 - 開業歯科医院から紹介された難症例の治療
当科では、提供する医療の均質化と診療科内の医療レベルの向上を図るために、クリニカルクラークシップ診療を導入しています。フルマウスリコンストラクション(口全体の噛み合わせの再構成)を含む難治療に対し、診療グループや診療科全体でのカンファレンスを開催し、最適な治療を提供しています。
診療科長からのメッセージ

欠けてしまった歯に土台を作って冠を被せる、歯の無い部分に固定性のブリッジを作ったり、取り外しのできる義歯を作る、さらにはインプラントによって固定性の歯を作ったりするのが歯科補綴(ほてつ)治療です。歯の欠損を適切に補綴して、調和の取れた口の機能を回復させることで、食事が取りやすく、しゃべりやすく、見た目にも自信が持てるようになります。快適な毎日の生活に欠かせない口の健康を維持・回復するために、口腔補綴科は皆様のお役に立ちたいと思っています。
西村 正宏(にしむら まさひろ)
主な担当医
科長 | 西村 正宏 |
副科長 | 峯 篤史 |
外来医長・病棟医長 | 中野 環 |