歯ブラシだけでは、磨ききれない場所がある!?
日本人が歯を失う二大原因は、虫歯と歯周病です。この2つの病気は、プラーク(歯垢、細菌のかたまり)が歯の表面や歯と歯茎の境目に付着し続けることで起こります。健康な歯とともに生涯を健やかに生きる…そんな思いを胸に秘め、毎食後歯磨きをされる方も増えてきました。しかし、歯磨き上手な方でもなかなか磨ききれない場所があるのをご存じでしょうか。
それは、①歯と歯の接する場所(コンタクトポイント)、②歯と歯の間(特に歯間部の歯の根元の付近)です。歯と歯が接した場所は、小さな細菌は入り込めても歯ブラシの毛先は物理的に入れない、虫歯ができやすいポイントです。歯間部の歯の根元付近も歯ブラシが当たりにくく、しっかり歯磨きしているつもりでいても、よーく見るとプラークが残ったまま…。実際に歯周病の多くは歯間部から始まり進行していきます。お口には、歯ブラシで磨ききれない厄介な場所があるのです。
このような厄介な場所に付着しているプラークを取り除くために、普段の歯ブラシに+αで取り入れていただきたいお口の清掃道具がデンタルフロスと歯間ブラシです。歯ブラシだけでは、歯間部のプラークの除去率は40~60%ですが、いつもの歯ブラシにデンタルフロスや歯間ブラシも併用すると、歯間部のプラーク除去率が約80~95%に向上します。
今すぐ使いたい!そう思われたあなた、少しお待ちを。デンタルフロスや歯間ブラシは、誤った使い方をすると逆に歯や歯茎を傷つけてしまいます。正しい使い方は、担当医、歯科衛生士、そして予防歯科にぜひご相談下さいね。
