ジェネリック医薬品って大丈夫?

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先発医薬品と同じ有効成分を同じ量含み、品質、有効性、安全性が同等であるとされています。先発医薬品の特許期間が終了した後に発売されるため、開発コストが低く抑えられ、患者さんにはより低価格で提供されることが多いです。ジェネリック医薬品は、以下の厳しい試験を経て厚生労働大臣の承認を受け、国の基準と法律に基づいて製造・販売されています。

  1. 規格試験:有効成分の純度や量を確認
  2. 溶出試験:先発品と同じように体内で溶けるかを確認
  3. 生物学的同等性試験:有効成分の血中濃度が先発品と同じかを確認
  4. 安定性試験:温度や光に影響されず、品質が長期に保たれるかを確認

ジェネリック医薬品は、上記の生物学的同等性試験により、先発品と有効性・安全性が同等であることを確認していますが、形や大きさ、色、味、添加剤は異なっても良いとされています。新薬と同等の品質、効果、安全性を持ちながら、服用しやすいように大きさや味・香りなどを改良した製品もあります。

日本におけるジェネリック医薬品の使用率は年々向上しており、現在は約8割に達しています。これは、厚生労働省がジェネリック医薬品の使用促進を進めている結果とも言えます。しかし、一部ではジェネリック医薬品の品質や流通に対する疑問もあるため、当院では、信頼できる情報源から得られる情報、国内における使用実績、後発品メーカーへの信頼性、流通状況などを参考に、ジェネリック医薬品を選定しています。

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