大阪大学歯学部附属病院では他の医療機関からの病理検査を検査部において受注しています。
注意事項:本業務の内容・規定は予期無く変更する可能性があります。
病理検査受注に関する規程
本業務は大阪大学病理組織検査規程および国立大学法人大阪大学諸料金規則に従って行われます。
- 大阪大学歯学部附属病院および歯学研究科は、本業務で他施設から提供された患者の個人情報・診断内容・検体組織を研究に使用したり、本学内および学外へ譲渡することはありません。
- 病理報告書の内容は送付された検体から判断したものであり、治療のための最終診断の責任は依頼者にあります。
- 依頼者が本業務で返却された報告書・標本・パラフィンブロックをその患者の診療以外の目的で他の施設に渡すことを禁止します。
- 依頼者は本業務に病理検査を依頼した時点で上記項目に同意したものとします。
病理検査受託料金について
- その時点での国立大学法人大阪大学諸料金規則に従います。
- 現状では病理検査一件あたり、9460円(病理組織標本作製 860点分に消費税分を加えた金額)となっています。
- 病理検査を依頼された医療機関は「病理組織標本作製 860点」と「口腔病理判断料 150点」および生検の場合は「組織試験採取 口腔 400点」、その他、嚢胞摘出術など手術の点数を請求出来ると思われます。ただし、保険請求に関しては当院は保証はいたしかねます。
本業務の手順
- 依頼者は検体に病理組織検査依頼書を添えて、大阪大学歯学部附属病院検査部まで郵送してください。
- 検査部は依頼書と検体を受け取り、内容を確認して標本作製を行う。
- 2名の口腔病理医が署名した病理検査報告書を作成する。
- 報告書(および希望がある場合はHE標本)を依頼者へ郵送する。
- 検査部で施設毎に月別の実績一覧を作成し、当院経理係へ提出する。
- 毎月末日締めで経理係において請求書を作成し、依頼者へ郵送する。
- 依頼者は請求書の日付から30日以内に所定の口座へ入金する。
※病理組織検査依頼書のダウンロードはこちらから
※パラフィンブロック譲渡依頼書のダウンロードはこちらから。