病院長挨拶

[ 編集者:歯学部附属病院   2022年10月21日 更新 ]

病院長 林 美加子

病院長 林 美加子

 2020 年4 月より歯学部附属病院長を拝命しました林美加子です。大阪大学歯学部附属病院は、昭和28 年(1953 年)本学医学部附属病院から独立し、西日本で最初の国立大学歯学部附属病院として発足いたしました。その後、時代の要請に対応する形で、組織の増設や新たな設置を継続して行い、現在の体制に至っています。患者の皆様は、歯科の総合病院である大阪大学歯学部附属病院に対して安全、安心、かつ質の高い歯科治療を期待しておられると思います。本院が「口のトラブルは、大阪大学歯学部附属病院に行けば解決する」と喜んでいただき、「大阪大学歯学部附属病院で口の健康を守る」とのご期待に添えるよう、教員・職員が率直に意見交換しつつ、努力を続けていきたいと思っています。
 2020 年来のコロナ禍においては、口腔が感染症の入口であることを重要視し、地域の拠点病院として歯科口腔領域の2 次・3 次医療を守る視点で途切れることなく活動を展開しています。入院、外来ともに縮小することなく「口の最後の砦」病院としての責務を果たしていることを誇りに思うとともに、患者の皆様のご協力に感謝しています。
 一方で、大学病院の責務として欠かすことのできない人材育成と研究開発については、患者の皆様に直接ご協力をお願いする局面があります。歯学部附属病院では歯科医療の次世代を担うスチューデント・デンティストや歯科研修医の育成を大切な使命と考えており、積極的に臨床に参加させています。また、大学院歯学研究科で発明・開発された先端の医療技術・材料を次世代の歯科医療へと展開するため、多くの臨床研究が実施されています。歯科医療の発展のため、本院の活動に、一層のご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

歯学部附属病院 病院長 林 美加子

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