平成17年5月24日に行いました記者会見の資料を掲示しました。

[ 編集者:歯学部附属病院   2005年5月27日 更新 ]

診療情報の誤提供について

平成17年5月24日

報道関係各位

大阪大学歯学部附属病院長
恵比須 繁之

1.平成17年5月18日(水)に当院から交付した診療情報(857枚)について、5月23日(月)に診療情報請求者から文書にて、本人以外の診療情報が紛れ込んでいる旨の連絡があり、交付したカルテ等のコピーの確認をしたところ、当該請求者以外の患者様の診療情報335枚(330名分)が含まれていることが判明いたしました。

2.診療情報の提供の請求があった場合は、複写物の確定時及び交付時に、診療情報請求者と本院担当者とで相互に確認を行っておりますが、今回の件は、担当者が診療情報請求者の診療情報が他の患者様の情報と同一冊子(平成7年からの分)に綴られていることを知らず、その冊子の総てが診療情報請求者の診療情報と思い込んでしまい、さらに、請求者との十分な確認を怠ったことにより発生したものです。

3.当院としては、診療情報請求者に他の患者様の診療情報を返却して頂くようお願いするとともに、診療情報請求者以外の患者様に対して、謝罪と経緯の説明を行うため、現在連絡先等の確認作業を行っているところです。

4.今後、診療情報の請求に対しては、複数人での確認を徹底するなど、再発防止に万全を期したいと考えております。また、院内において検討委員会を立ち上げ事実関係の調査および業務内容の検討を行い、同様の事例が発生しないよう防止策を講ずるなど、個人情報の
適正な管理について全職員への周知・徹底を図る所存です。

5.今回の件につきましては、関係の皆様方には多大なる御迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。

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